レッドライト治療法を始めました
2024-07-31
注目
レッドライト治療法について
近年、近視治療として研究者らの関心を最も集めているのがレッドライト治療です。
2021年にアメリカ眼科学会雑誌に、良好な近視予防効果が発表され大きな話題となっています。
今後さらに長期的な検討は必要ですが、この治療でもちいられる低出力の赤色光はいわゆる可視光です。
実施方法は簡単で、1日3分、1日に2回、可視光である650nmの赤色光をのぞき込むだけです。
治療を75%以上実施できたコンプライアンスが良好な群では、近視予防効果は90%近いものであったと驚くべき報告がされています。
事前に詳細な適応検査、治療開始後も定期検査が必要です。
治療機器は当院からの貸与となり、治療は自宅で行います。
この治療は日本では未承認で自費診療となり、保険診療の適応にはなりません。
機器及び検査費用のほかに、メーカーへの定期使用料もかかり、2年間で約40万円必要です。